生活習慣病とは
以前「成人病」と呼ばれていた生活習慣病は、その人の体質や素因に加えて偏った食事・運動不足・ストレス・喫煙・飲酒など長い間の生活習慣が原因となる病気で、高血圧、高脂血症、糖尿病、脳卒中、狭心症、や心筋梗塞などの心臓病、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、アルコール性肝障害、胆石症、癌など、さまざまなものがこれに当たります。なかでも高血圧、高脂血症、糖尿病は自覚症状が少なく気づかないうちに動脈硬化が進み、ついては狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気を引き起こしてしまいます。さらに、いくつかの生活習慣病や因子が重なると、心臓病や脳卒中が生じる危険性が一層高まります。生活習慣病は自覚を持って生活改善すれば予防できますし、かかった後でも生活改善は治療のポイントとなります。健康的な生活とはどのようなものかを知って、あなたの生活を変えましょう。

生活習慣病の予防は日々の生活チェックから

肥満に注意

肥満は高血圧、高脂血症、糖尿病、脳卒中、心臓病などさまざまな生活習慣病の引き金となるおそれがあります。特に、脂肪が内臓に蓄積する内臓脂肪型肥満は動脈硬化の発症に関与していることが明らかになっています。
そこで食事の量や質、食事時間などに気を配って太りすぎないように注意することが、生活習慣病を予防するうえで非常に大切です。
肥満度はBody Mass Index(BMI)という指数で判定されます。
下の数式であなたのBMIを計算してきましょう。

BMI=体重(kg)÷身長(m)2
BMI 判定
やせ:18.5以下
標準:18.5~25
肥満:25以上 

バランスのとれた食事

規則正しい食生活は健康の基本です。食材はバランスよくとりましょう。好き嫌いがあれば料理で工夫しましょう。

お酒は適量をまもる

お酒はバランスのとれた副食とともに楽しみ、適量にとどめましょう。また、週に2日は「休肝日」を設けましょう。

積極的な運動

「スポーツを」と構えなくても、身体を動かす機会はたくさんあります。車で済ませている買い物に、歩いていきませんか。エスカレーターに乗らないで、階段を使ってみませんか。

有意義な休養

こころの健康も大切です。毎日十分に睡眠をとり、趣味やスポーツで汗を流して、ストレスをためないようにしましょう。 健康診断を受けて、自分の身体について自覚しましょう。 健康診断の結果は、あなたの身体の通知表です。医師まかせにしないで、数値を自分で確認し、自覚することが大切です。それが生活を変えるパワーとなります。 ここに示すのは、血圧値やや血液検査における基準値(正常値)の目安です。もしもあなたの数値が基準値を外れていたら、自己判断せずに、早めに医師に相談しましょう。